吹奏楽連盟で1億5000万円不正着服
1億5200万円を不正受給か 全日本吹奏楽連盟が事務局長ら懲戒解雇https://t.co/1VmfcgUUiq
→自身と事務局次長の給与、賞与を上乗せ
→決算書類ではコンクールの会場費や課題曲の楽譜制作費として計上
→事務局長は「上乗せは前の理事長が認めていた」という趣旨の主張— 産経ニュース (@Sankei_news) 2020年1月27日
全日本吹奏楽連盟側が記者会見を行ったのが、1月27日です。
会見によると、全日本吹奏楽連盟のいずれも男性の50代の事務局長と、40代の事務局次長が、2人合わせて1億5200万円を不正受給していたということです。
2人は事務局長と事務局次長に就任した2010年から9年余りの間に自分たちの本来の給料やボーナスに上乗せしてお金を受け取っていました。
上乗せしていた金額は、コンクールのかかる経費に上乗せして計上するという常習的な行為の様です。
全国吹奏楽連盟は各学校や社会人など合わせて、約1万4000もの団体が加盟している中で、コンクールや講習会などを行い、活動しています。
そこから上がってくる経費などを自分たちの給料に上乗せした計画的、そして継続的な行為は決して、許されるものではありませんね。
全日本吹奏楽連盟、理事長の丸谷明夫氏が記者会見
連盟がすでに行った内部調査で50代の事務局長は、「給料の上乗せは理事長も認めている」と語ったと言います。
そんなアホなことがあるかいな!と普通だったら思ってしまいます。
また、本当に知っていて認めたとなれば、理事長自身の給料も上乗せしているのではないかと疑われるでしょう。
連盟が設置した調査委員会の見解ではこの様に発表されています。
連盟の内部調査委員会は「正規の給与表には理事長の押印があったが、水増しした給与表を認めた痕跡はない。事務局長の証言には裏付けがなく、信用できない」と判断した。
引用:朝日新聞DIGITAL
会見で、丸谷理事長は「(上乗せを認めたことは)断じてない」と断言しています。
全日本吹奏楽連盟、理事長の丸谷明夫氏について
丸谷明夫理事長について
中学・高校・大学の吹奏楽の世界で知らない人がいないと言われているほど、有名な丸谷明夫氏、いや…丸谷先生です。
1964年に実習助手で大阪府立淀川工業高等学校に赴任し、吹奏楽部の指導に就きます。
この時、大学に通いながら、教員免許を取得します。
吹奏楽の指導にあたって、10年後の1974年に初めて、大阪府立淀川工業高等学校を全日本吹奏楽コンクール全国大会に出場させます。
なんと2回目の出場1975年に金賞受賞!そこから、丸谷明夫先生指導の元、大阪府立淀川工科高等学校は快進撃を進んできます。
全日本吹奏楽コンクール高校の部に39回出場し、その中でなんと、31回金賞を受賞しているという吹奏楽では名門中の名門として、大阪府立淀川工科高校の名前を広めました。
2013年5月24日に、全日本吹奏楽連盟副理事長から理事長になり現在に至っています。
*大阪府立淀川工業高等学校は現在、大阪府立淀川工科高等学校に名称が変わっています。
吹奏楽の指導者として多くの生徒が始動を受け、未だに慕われているほどの人物が丸谷先生です。
報道では、名前が挙がり、吹奏楽連盟の理事長として矢面に立つのは当然の立場です。
今回、吹奏楽連盟での不正が発覚したのは、昨年12月に理事が不正に気付いたことが発端という事です。
調査委員会を置き、内部調査で明るみに出たという事の流れがあります。
その中で不正を働いた二人に対しては、すでに懲戒解雇になっています。
ネットではこの様な声も聞かれます。
えっ…全日本吹奏楽連盟でまさかの1億5千万の不正…
テレビで丸谷先生映ってるけど…こんな形で映って欲しくなかった…😭
丸谷先生を信じてます。 pic.twitter.com/V3VUbsvTmW— りょー🎵 (@mch_marr719) 2020年1月27日
どれだけ、吹奏楽の指導者として有名な方なのか、丸谷先生に吹奏楽の指導を受けたい!と淀川工業高等学校に入学する生徒も多くいるほどでした。
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