2019年5月12日読売テレビが謝罪した事が話題になっています。
読売テレビが謝罪したのはコメンテーターで作家の若一光司さんが出演している「かんさい情報ネット.ten」に出演した際、生放送で激怒した件です。
気になる動画を集めてみました!
読売テレビが性差別で謝罪【かんさい情報ネット】
読売テレビ 謝罪のニュースは、次のように報道されています。
読売テレビ(大阪市)は10日、夕方の報道番組内のロケ企画で「男性か女性かどっち?」と一般客に確認するシーンを放送した。
生放送中に、番組コメンテーターで作家の若一光司(わかいちこうじ)さんが「許しがたい人権感覚の欠如」と指摘。同局総合広報部は「プライバシー情報に関する不適切な取材だった。
視聴者並びに関係者の皆さまに深くおわびします。事態を重く受け止め、再発防止に向けて取り組む」と説明している。
報道番組「かんさい情報ネット ten.」で放送されている、お笑いコンビ・藤崎マーケットが、街の人々の疑問を調査する「迷ってナンボ!」と題するコーナー。大阪市内の飲食店を訪ねた2人が
「常連客の性別がわからない」
との話を聞き、客本人に
「性別はどちら」
「彼女は?」
と質問したり、保険証の性別欄を確認したりした。
「おっぱいあります?」と尋ね、
客が「ちょっと触ってみます?」と答えると、
胸のあたりに触れる場面もあった。
「正真正銘の男だったということで、お姉さんに報告へ」
「お兄さん、失礼なことを聞いてすみませんでした」
というナレーションも入っていた。
VTRを見た若一さんは
「個人のセクシュアリティーにそういう形で踏み込むべきじゃないです。
そんなものをよう平気で放送できるね。
どういう感覚ですか、これは報道番組として」
「ご本人がテレビに出ることを了解していたとしても、個人のセクシュアリティーに関してそういうアプローチをすること自体が、人権感覚、人権認識にもとります」
などと批判した。
引用:ヤフーニュース
若一光司が激怒した動画がコレ!確かにやりすぎ!?
若一光司氏が激怒したのは、読売テレビで【かんさい情報ネット】でお笑い芸人の藤崎マーケットが街でさまざまなことをリサーチする「迷ってナンボ!」のコーナー
2019年5月10日の放送で、店の常連客が男性なのか女性なのかがわからないという店員からの依頼を受けて、本人に確認するという内容でした。
藤崎マーケットが、胸を触ったり、名前を聞いたりして、最後は免許証で性別を確認したところまでVTRで流れました。
□『かんさい情報ネット ten.』(2019/05/10)
※「迷ってナンボ!」より酷い企画に驚いた。コメンテーターには救われたけれども。
「怒りの表明」、そして「その場で怒る」ということが、
いかに大切なことかを見せてくれた。#ten #若一光司 pic.twitter.com/9f84T2CHSh— シゲ (@suryagudang) May 10, 2019
いつも優しい若一さんが怒ってはる。
確かにテレビで放送すべき内容ではなかったと思う。 pic.twitter.com/KbDoDKmCa0— 蒼@響き屋奔町 六弦 (@Hibikiya_Ao) May 10, 2019
これに若一氏が激怒!!!!
- 男性か女性かどっちかという質問のやり方が人権感覚の欠如
- 個人のセクシャリティーにそういう形で踏み込むべきじゃない
- 報道番組として、人権意識が低い
と一喝!
生放送だったので、スタジオの雰囲気も凍りついてしまい、放送事故並みの衝撃がありました。
でも、LGBTだって認められる現代社会で、性別についてここまでやるのはちょっとやりすぎだったのかもしれません。
深夜番組だったらウケたのかもしれませんが、夕方の情報番組で主婦や子どもも見ている時間帯
その番組としてはちょっと低品質な内容だったと言えるかもしれませんね。
若一光司がキレた理由【かんさい情報ネットの性差別で読売テレビ謝罪】
若一光司氏は、作家、画家、テレビのコメンテーターです。
人権問題や社会的マイノリティを扱う小説を多く手がけ、
また人権問題の委員やテレビの番組審査委員を務めてきました。
人権問題やアジア圏の国際問題の講演も多く行っています。
このような人ですから、
あのようなVTRをただ笑って見過ごせなかったのです。
(追記)後日藤崎マーケットも謝罪
あまりの炎上にコーナーを担当していたお笑いコンビ「藤崎マーケット」の2人は後日それぞれツイッターを更新し、謝罪しました。
「期待に応えようと張り切った事が、スベった上に人を傷つけてしまいました」
と猛反省。
「違和感に気付いておりましたのでその場でカンペに口出すか編集にも立ち会うかすべきだったと今では後悔しています」
と悔恨の言葉を発表していました。
問題を受けて、コーナーそのものの放送休止も決定したそうです。
トキは
「拾っていただいたステキな番組です」
「迷惑かけてごめんなさい」
と番組への思いも記しつつ、取材に応じた人や店に対して謝罪していました。
藤崎マーケットは巻き込まれた感全開ですね。
読売テレビの謝罪に対してネットの反応は?【かんさい情報ネット】
- 若一さんがブチ切れた事が「放送事故」と見出しにしていた記事もあったけど、そもそもあの企画が放送事故なんだよな。
- 見たけどとにかく下品だった。
- 下の名前をしつこく聞く。
彼女がいるかどうかをしつこく聞く。
同性愛の可能性あるからと保険証で性別確認する。
男性器の汚い表現での別称をそのまま放送する。
胸が女だと言い張る。触る。
単なる性別確認でそこまでする?言う?のオンパレード。
報道番組としてありえないというのに同意しかない。 - 保険証の性別は問題ありませんが胸で性別を決めるのは良くないですよ
- 司会の女子アナが若一さんの意見を軽くスルーしていたところが、一番残念…。
- 若一さん素晴らしいよ。性別がどちらかわからないという疑問を持つなということじゃない。それが問題なのではないよ。これをテレビ局としてテレビで放送することが問題。
- 若一さんはこの番組に愛着あるから尚更許せなかったのかな。
- プライバシーも問題だし個々のジェンダーを尊重せず面白半分に扱う下世話さが許される時代じゃない。 TV番組の制作スタッフに時代遅れで鈍感な連中がいるんだろうな。
BPO審理は確定だろうな。
性別聞く企画 読売テレビ謝罪 2019年5月12日 https://t.co/9VT8xqTh33— しりゅう (@t5ayeArQIAGNh0W) May 12, 2019
あのさ、若一さんが激怒した事を「放送事故」って云ってる人がおるけどさ、ほんまの「放送事故」は、あのセクシャルマイノリティに無配慮且つセクシャルマイノリティを揶揄する様な場面を流した事やかんね。
— ヒヨッコ・ドルフィー (@hiyokkodolphy) May 10, 2019
最後に【かんさい情報ネット】
読売テレビが謝罪した「かんさい情報ネット.ten」や作家の若一光司さんの動画についてまとめました。
今の時代にそぐわないテレビ内容とのことで、読売テレビが謝罪しました。
最後までご覧頂きありがとうございました。