2019年1月2日早朝から開催された第95回箱根駅伝往路。
多くの選手のごぼう抜きや区間新、往路新記録など話題が目白押しだ。
その中で多くの人から批判を集めているのが、中継所の「ミス」だ。
「1区→2区、3区→4区の中継地点で、ランナーが襷を渡す相手がいない、というアクシデントがそれぞれありました。
3→4区の国士舘大学の選手は10秒以上ランナーが現れず、呆然としているように見えました。
ファンの間でも
『1分1秒を争う戦いなんだし運営ちゃんとしろよ』
『今回の中継スタッフは最悪』
『テレビで声出てしまった』
と主に運営スタッフへの批判が相次いでいますね。
1区→2区中継所で駒沢大が10秒のロス
駒沢の片西くんかわいそう pic.twitter.com/zUEq4OAKh0
— やぐち (@mytu89) January 2, 2019
駒大、1区鶴見中継所で、タスキを渡す2区ランナーがいない! pic.twitter.com/4zYhjHcUAj
— 長距離ドットコム (@chokyoridotcom) January 2, 2019
最初の1区で駒沢大の片西景選手(4年)がトップから、わずか9秒差の7位で鶴見中継所に到着。
しかし、2区の選手がおらず、約10秒ほどをロス。
動画を見てもらえると分かるが、このスピード感で走って1秒を争う中で10秒遅れたら普通は絶対に追いつけない。。。
[quads id=1]
3区→4区で国士舘大、拓殖大もあわやロス
さらに3区を走った国士舘大の多喜端夕貴選手(4年)が11位で平塚中継所に到着。
4区の選手にタスキを渡そうとしたとこころ、4区の選手がいなかった。
こちらも10秒近く時間ロスしてしまっている。
箱根駅伝 運営がひどい
1区から2区駒沢
3区から4区国士舘
次の選手出してない。ロスタイムかなり出てかわいそう
運営なにやってるの
#箱根駅伝#中継所#次のランナー出してない#運営ひどい— kooshan (@kooshan13) January 2, 2019
「タスキリレー」でミス相次いだ箱根駅伝 運営側に批判の声。2日の箱根駅伝で、駒沢大と国士舘大がタスキの受け渡しでミスを。次走者がスタンバイできていないミスに、運営の不手際を指摘する声も。ネットでは「選手の努力を無駄にすんな」などと批判の声が上がっている(´Д`υ)
— 話題のニュースbot (@pot993) January 2, 2019
国士舘大学の平塚中継所ひどいよなwwww
— カス太ード'19ソツ (@Kasutarou1122) January 2, 2019
https://twitter.com/EH2efTbUh4jx9UC/status/1080293553182466054
長い箱根駅伝の歴史のなかで、あまり見られない光景に対して、ネットやTwitterでは運営について批判の声が次々に上がっている。
[quads id=1]
ギリギリ登場のランナーも続々
タスキリレーが失敗している大学多い。あとはギリギリのリレーとか。ネットのライブ配信と実際は30秒タイムラグがあることをチームや選手におしえてあげてほしい。運営サイドも選手がたまらない様にギリに呼ぶのはリスクが大きい #箱根駅伝
— KANA SHIOKOSHI (@KanaShiokoshi) January 2, 2019
メディアでも「選手たちは一世一代の勝負をしているわけですし、足を引っ張るのはいかがなものかと」(記者)
そんな中、選手たちを導くべきスタッフがミスを連発しているのは、やはり許されない。
非常に注目度が高いスポーツ大会だけに、憂いのない運営を徹底してほしいものだが、その原因の一つは、ネット中継はリアルタイムから30秒のタイムラグがあるということらしい。
運営スタッフもネットで接近を見ていて30秒のタイムラグを知らず、気づいたらギリギリになってしまっているのかもしれない。
運営側の陰謀?
#箱根駅伝 相次ぐ運営側のミス
戸塚中継 駒大 国士舘大次走者に接近の指示せず 意図的の可能性あるのか? #読売新聞 は即座に調査発表して欲しい。選手の一年間の苦労が水泡に!— 島津 久人 (@hisato_shimazu) January 2, 2019
https://twitter.com/oho93_tanigawa/status/1080327303526109184
流石に行き過ぎですが、一部では、もしや運営側が一部の大学に対して意図的に接近を伝えないなどしているのではないか、、、という推測も上がっている。
中継地点の運営スタッフはだれ?
では、そもそも箱根駅伝の中継地点で選手を誘導するスタッフは誰なのだろうか?
答えは、陸連の関係者や部員が行なっています。
箱根駅伝のスタッフは応募制ではなく、基本的には関東で陸上をやっている学生だけしかできません。
大半の中継所などの運営スタッフは予選会で落ちた大学生で、後は、短距離などの選手です。
もちろん年配のスタッフもいますが、陸上の審判の資格を持っている先生や陸上関係者です。
本来は陸上や駅伝を知らない普通の人には、何かあってからでは遅いのでスタッフはできません。
今回のミスの連発は陸連の運営のトップ層の情報伝達や運営方法に大きな問題がありそうですね。